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TOP > 家づくりブログ > 住宅に広がるカビ汚染!これから家づくりを始める方は要注意!
2018/09/27

住宅に広がるカビ汚染!これから家づくりを始める方は要注意!

日経ホームビルダー2018.10月号

こんにちは!広報担当の佐々木です。
久しぶりの更新になります。
先日、日経ホームビルダーを読んでいたら気になる特集記事が掲載されていました。

ズバリ!「住宅に広がるカビ汚染 」
近年の高機密高断熱住宅の床下や壁内などにカビ汚染が広がっていて、そのカビや高湿度の環境が原因で、アレルギー性疾患、健康被害が増えており非常に危険なんだそうです。

日経ホームビルダーの調査によると、過去3年以内の引き渡し物件の12.4% がカビへの対応を迫られていたことがわかったそうです。
(実際にカビに気づいていない住宅はもっとあるかと思われます。)

カビの発生箇所としては
1位 床の構造・下地材
2位 基礎断熱、室内側の壁、納戸
3位 壁体内
4位 床仕上げ材

いずれも見えない箇所が多く、なんか家の中がカビ臭いなと思い、気づいた頃にはカビが大量発生しているというケースが多いそうです。
住宅へのダメージはもちろん、人体へのアレルギーや健康被害もリスクも高まります。床下なんかにカビが発生していたら毎日カビを吸っていることになります。
なんだか考えるとゾッとしませんか?特に小さなお子様がおられるご家庭は要注意ではないでしょうか。

実際に、国立病院機構相模原病院臨床研究センター長 谷口医師によるとカビによってアレルギーや健康障害を発症する患者が増えている そうです。カビはアレルギーの専門家にとって、最も難しく手強いアレルゲンらしく、ぜんそくやスギ花粉を治すのはそれほど大変ではないが、カビアレルギーを治すのはすごく難儀 するそうです。
谷口医師いわく「カビが発生する住宅で、健康障害が発生しないのは運がいいだけだと考えた方がいい。」とのこと。

今回の特集記事を通じて、これから家づくりを検討される方には
「カビを発生させないこと」
「家の内部に湿気をためないこと」

が家づくりにおいて特に重要なことだと知っていただきたいです。

デザインや間取り、価格なども確かに重要ですが、一番大事なのは住む人の健康を守る家づくりなのではないでしょうか。