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2024/12/20

洗濯物の生乾き臭から解放!WB工法の秘密

洗濯物がカラリと乾く家 秘密は「コットンクロス」

 冬場の洗濯物、室内干しだと中々乾かず、生乾きの嫌な臭いがしてお困りではないでしょうか。
WB工法の家は「洗濯物がカラっと乾く!生乾きの嫌な臭いがしない!」と大変好評をいただいております。その秘密は「コットンクロス」という壁紙にあります。
 昔の家は土壁で、目に見えないほどの小さな穴が壁に空いていて、生活から出る大量の水蒸気を外へ排出してくれていました。しかし現在の住宅では「ビニールクロス」が多く使用され、水蒸気が遮断され、家の中はまるでビニールハウスのような状況です。そこでWB工法の家では壁紙に「コットンクロス」を採用しています。コットンクロスは土壁と同様に目に見えないほどの小さな穴が開いていて、湿気を吸収し、壁の中の通気層を通り、屋根の棟から外へ排出してくれます。湿度が上がらない分、洗濯物もよく乾きます。ビニール袋に濡れたタオルを入れたら、いつまでも乾かないですよね。「たかが壁紙一枚、されど壁一枚」。壁紙1つで生活の質が格段とアップするんです。。

 下の模型は左側の壁紙に「コットンクロス」を使用し、右側の壁に「ビニールクロス」を使用したものです。
濡れたタオルを入れ3日間放置した結果、「ビニールクロス」を使用したボックスの湿度が約86%、「コットンクロス」を使用したボックスの湿度が約22%になりました。表面の曇りをみて一目瞭然ですね。湿気を逃がす事で室内で洗濯物を干した時の生乾きの臭いを抑制するだけでなく、結露やカビ・ダニの抑制にもなり、家の健康寿命にもつながります。

アンモニア臭気損失実験

 次に生乾きの臭いの元、アンモニアを同じようにビニールとコットンの室内で比べた実験結果をご紹介します。同じ規模の住宅2棟を密閉状態にし、アンモニア水溶液を部屋の中央に置いて、30分間隔で湿度・アンモニア濃度を測定しました。各部屋には人体発湿装置を設置し、24時間換気を回した状態で開始し、9:40の時点で換気を停止しています。(WBHOUSE 実験結果参照)

 WB工法の部屋では機械換気停止後、臭気が上がるものの、従来の高気密の部屋と比べて 1/2程度におさまっており、現象スピードも速いことがわかります。湿度においても、WB工法の部屋では機械換気を停止しても湿度にほとんど変化がありませんが、従来の高気密の部屋では湿気の逃げ場がないため、湿度が上昇していくのがわかります。

 やはりコットンクロスは湿気と匂いを上手に抜いてくれます。気密性が向上した日本の住宅で問題となる生活臭。換気をしないと室内の空気は淀み、どうしても生活の臭いが気になってしまいます。しかしWB工法は、自然な通気と透湿透過によって生活臭を除去することが可能です。ペットの臭いもそれほど気になりません。他の住宅にはない、高い消臭性を発揮します。

 洗濯物がカラりと乾く、風通しのよいWB工法の家。大有工舎本店では、模型を使った実験や体感棟で実際に湿気がこもらない通気性のよさを体感いただけます。ご興味のある方は、お気軽に問い合わせください。


・問い合わせフォーム→https://taiyukosha.com/contact/