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室内空気環境の現状の問題点について

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機密性を高め、冬が温かく過ごせる家づくりに変わったが…

内装工事

昔の家は、住む人を守る為の隙間があったため「冬が寒い」という欠点がありました。昭和45年頃から合板やビニールクロスが出回り始め、気密性の高いプレハブ住宅が徐々に増えていき、建物も和風から洋風に変わり扉や窓の気密性が高まりました。 床に合板、壁・天井はビニールクロスで仕上げ「工期短縮」「低コスト」「冬は温かい」といいことずくめのようでした。
その後、地球環境保護の問題意識が高まり、住宅産業界と公的機関は家を高気密にすることによって暖かさを家の中に閉じこめる「高気密高断熱の家」を省エネルギーの見本としてしまったのです。
その結果、日本の風土に合わせた日本建築の在来工法は激減していきました。在来工法も巻き返しを図り、合板やビニールクロスによる気密住宅の方法を取り入れやはり高気密住宅としてしまったのです。
このように日本の家造りが長年にわたって変化し、そしてシックハウス症候群という恐ろしい病気をもたらしました。

気密性を高めた事で、VOCなどの人体へ悪影響を与える有害化学物質が発生

アレルギーゼロを目指す「SHの家」

表に記載されているものは、国が危険と指定しているVOC(化学物質)です。 新しい家造りに変化する事で、昔は室内空間に存在しなかった化学物質が発生するようになりました。国が規制しているのは13種類(平成27年に新たに3物質追加)ありますが、実際に使用を禁止したのはわずか1種類のみです。
住宅に使用される新建材における規制では、国が安全と公表している規格F☆☆☆☆でさえクロルピリホスを禁止し、ホルムアルデヒド1種類を規制しているだけです。
住宅に潜む化学物質は70種類にものぼるとされ、多くは規制対象外となっています。 このように、気密化という家造りの変化と新建材という新しい材料を使う事で、昔は室内空間になかった化学物質が発生しました。その事でシックハウス症候群という病気が生まれたのです。

シックハウスを予防するための24時間換気システム。しかし現状は全く機能していないのが事実。

アレルギーゼロを目指す「SHの家」

2003年の24時間換気が義務化され、室内の空気が2時間に1回の割合で入れ替わることになりました。しかし、義務化こそしたもののその後については自己責任というのが現実です。「光熱費がもったいない」「音がうるさい」という理由で換気をしていない方も多く、結果、以前より状況が悪くなっています。
また、化学物質の発生源は新建材だけではありません。日用品、家具、家電などいろんな物から揮発しています。実は入居前より入居後の方が化学物質(VOC)濃度が高くなるのです。
右の喘息患者の推移表から解るように一番影響を受ける年代が小学生という事が解ります。 気管支喘息や小児喘息は、化学物質などさまざまな空気環境の物質により発症します。